犬の避妊手術について

犬の避妊手術は卵巣子宮摘出術といわれ、メス犬の卵巣、卵管、子宮の摘出手術を行います。犬の避妊手術を行うことは、必要なこととはいえ、やはり、メリットとデメリットが発生します。ここでは、そんな犬の避妊手術について考えます。

なぜ犬の避妊手術はすべきなのか?

まず、最初の発情が来る前に犬の避妊手術をすると、乳癌になる確立はゼロに近くなります。2回目の発情後の犬の避妊手術後には確率は25%(4頭中1頭!)にあがりますが、2回目の発情を過ぎたとしても遅いとはいえません。犬の避妊手術は子宮と卵巣を取り除き、乳癌の治療と共に予防としても重要であるといえるからです。

メス犬は大体8カ月おきに発情が来ます。発情が来ると、陰部から出血があり、しばしば不快な匂いがあったり、近くのオス犬を引き寄せたりするのですが、これらは犬の避妊手術で全て解決します。

犬の避妊手術のメリット

犬の避妊手術のメリットとしては、次のようなことがあげられます。

・望まない妊娠を防ぐことができます。
・生理や発情期のわずらわしさがなくなり、発情のストレスから解放される。
・子宮の病気や、乳ガンなどの予防になる。

犬の避妊手術の実際と費用

犬の避妊手術は、全身麻酔をかけ、開腹して、卵巣のみか、卵巣と子宮を摘出しますので、1~2日入院する場合が多いです。
費用は、4~5万円ぐらいになります。別途、入院費用、麻酔費用がかかる場合もあります。

犬の避妊手術の退院後

犬の避妊手術後、何も起こらなければ通常次の日に退院します。最初の2、3日は鎮痛処置が必要だったり、咳が出続けたり、吐いたりするかもしれません。また、しばらくは餌を食べなくても異常ではありません。
縫い目をなめるような犬にはエリザベスカラーの装着が必要となります。
手術後1週間くらいは、運動は制限する必要があります。